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同業者満載のblogでこんなこと書くのも正直ごめんね(テヘ)って感じだが、たまにいいでしょう。ねえ、年間何十本とみることになるだろう同輩のみんな。もしスケジュールの都合が合わないとか、趣味やノリが合わないお芝居の場合は丁寧にお断りして曽我部恵一のCDを買った方がいい。年間百本以上見てる、マニアな方もちょっと一本だけ諦めて曽我部恵一のCDを買った方がいい。なんでこんな事を口走ってるかというと「お前ただの曽我部信者だろ」とか「@@学会かよ」とか突っ込まれそうですが、決してそんなのではなく。 以前、怪優であり盟友の中川智明くんがblogで書いてた「台本ばかり見ていると馬鹿になる」と同意文である。台本外に台本の答えがある場合があるし、劇場外に劇場の答えがある。とにかく曽我部恵一ランデヴーバンドの新作『おはよう』が唯一無二でヤバい(ここで試聴可能) MUでも『JUMON』のラストに流した『女たち』を始め、『長い髪の女の子』はまんま長い髪の女の子を必死に思い出してばかりいる狂ったメロウ、「小さな家をつくるから、今日からそこで住もうよ」と同棲中・既婚者は涙の『our house』、さらにもうこの倦怠感はなんだという最後の「おはよう」の連呼がヤバ過ぎる『遠い光』(個人的にオザケンの『天使たちのシーン』越えてる)。人生が、過程の、仮定の、家庭の途中にいる全ての30代前後はマストだと思う。当たり前の日常が決して当たり前ではないというサイケデリックな焦点は、このドラムレスが故の不安定なリズム編成で完璧なとこまで来てる。 一緒に年をとって行けるアーティストほど希有な存在は無く(それを時代性とも呼ぶ)それはただ時代と寝るということではなく、時代に相応しいアンサーをずっと送り続けてる。 何故、こんなテンション高くいるかというと、アルバムが出た瞬間に好評で完売したプレミア着きまくりの明日の九段会館のライブのチケットを入手できたからであった。マジで人生変えるつもりでいないとダメだ。芸術に振れるという事は、常に自分の人生が試されてる。視聴機の前でも、クラブでも、レコード屋でも、劇場でも、常に人生と人生の火花が散ってないと全然面白くない。このアルバムは人生が豊かになる。間違いない。俺はまた明日変わるんだと思うと身震いが止まらない。 --------------- 観て来たレポートというかそんなのはこちら。 書き出しが「サニーデイサービスってバンドをただのオシャレ的な記号で捕らえてる方とか多くてooopsって感じなんだけど、曽我部を舐めんな、糞が。と言いたい。」って振り切れてて、なんかすごいね。
by au108
| 2008-01-30 12:12
| 黄金色の無駄話
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